鹿と人間 厳島(宮島)の鹿

日本三景の一つ厳島(宮島)の鹿
昼休みのワイドショーで宮島の鹿問題を放映していた
奈良の鹿も有名だが
宮島の鹿はやせ衰え、死んだ鹿の胃の中からは、ゴミが
観光客の食べ物を奪おうとする鹿
みやげ店を荒らす鹿
人にケガさせてしまう鹿
人間が住む森を荒らす鹿
ならば 鹿は悪者?
いいえ
悪いのは人間
エサで引きつけ
エサで付き合う関係をつくったのは人間
人は、自分が住む環境を変えてしまう
鹿は、自分が住む森を自ら変えることはない
人は、環境が変わっても、頭脳をつかって 新しい環境に適合してしまう
だから進歩してきたのかもしれない
でも忘れてはいけないものあるんだよね
鹿も人間も、体は・生命は、自然そのものなんだよね
鹿には、人間のような頭脳がない
もしあるとするなら・・・
それはきっと、単純で純粋な心のようなものなんだろうな
鹿が、自分の住む森にもどって、豊な暮らしが出来るといいね
豊な暮らしと、贅沢とは違うよね
生きていくための、食料や綺麗な水と
人が、ただ引きつけたいためにあげるエサとは違うよね
人間がもっともっと大切なもの守り抜く心と知恵をもって
鹿にそっと歩み寄ることができたら
冒険好きな鹿達が、人里に下りてきても
鹿と人間のもっと良い関係が見つかりそう
夜にはちゃんと自分達の森へ帰っていくだろう
いい関係とは、距離を縮めることじゃない、遠ざけることでもない
いい距離を保つことが大切かな。

カテゴリー: 日記 ブログ タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。